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美容室のイジメがキツイらしい!?

良く受ける質問です。「美容師ってイジメがきついってよく聞きますけど、本当ですか?」とよく言われます。


これには簡単に答えにくい部分がありますが、確かにあります。
これは美容師という職業だから特別・・・と言う事ではありません。どちらかと言えば、昔は圧倒的に女性の多い職場だったことが大きいようです。


女性ばかりの職場の上、かつては住み込みで働く事も多く、上下関係のある者が生活を共にするというのは大変な事です。
その中で、誰かが気に入らないからとイジメが行われる事も多かったようで、また生活の場であり職場であることから、ただガマンせざるをえなかった時代がありました。


そこには師弟関係と姉弟子、妹弟子という複雑な絡みもあります。
店の先生は親代わりを務め、弟子達は兄弟のように扱われます。


その中で後輩が自分より出来ればやっかみ、誰かが自分よりかわいがられていると感じれば憎い。
そういう感情がスタートになっていたように思います。その中でエスカレートしていき問題なったケースもあるにはありました。


長い年数美容業界と関わってきた中で、年々そういったイジメは無くなってきたように思います。
それは昔ほど先輩後輩の関係が深いものでは無くなってきたこともあります。


まず、住み込みという制度がほとんどなくなってきているということ。
寮生活でも個室や少人数の部屋が多く、完全な共同生活は少なくなりました。


また、マニュアル社会になり、新人がスタイリストになるまでの道筋はある程度マニュアル化されており、昔のような「見て覚えろ、見て盗め」という感覚がなくなってきた事で、屈折した様々な感情が生まれなくなった事も大きいでしょう。


さらに言うならば、昔に比べれば退職する確立が高くなり、人間関係が上手くいかなくなれば退職する傾向にあります。
かつてのように、イジメる側もイジメられる側も、現代ではそこまで発展するほどお互いに深く踏み込まなくなったという事でしょう。


これはあくまでも、一部の美容室でのはなしであり、ほとんどの美容室にとって新人は将来の自店を背負ってくれる宝物ですから、大切に愛されて育てられる子がほとんどです。


ただし、業界人として、事実を知る以上、一部ではあっても皆さんは知っておく必要があると思います。そういう事を知った上で、自分がそこに当てはまらないように人間関係を築いていって頂きたいですね。

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