美容学校はこんなところ!
皆さんのイメージの中で、美容学校とは一体どの様な事をするところでしょうか?
入学後に、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔を口にする生徒の意見を総合的に考えると、
「美容学校では、毎日いろいろな技術を練習し、カットをしたり、流行を勉強したり、メイクをしたり、ネイルをしたり、エステをしたり、それはそれはとてもカッコ良く、自由で、オシャレな日々を過ごすところ。」
というイメージが強い事がわかります。
確かに、いろいろな技術を練習しますし、学びます。
しかし、美容学校には法律で定められている勉強しなければならない時間が決められています。
その定められた時間を忠実に守っていれば、2年間の授業のうち、約40%くらいは学科の授業です。
残りの授業は実技なわけですが、それだってカットしてスタイリングして・・・みたいなおしゃれでカッコいいものなんかあまりない。
パーマのロット巻きをひたすらコツコツとくり返し、くり返し練習したりと地味な練習のくり返しの日々です。
メイクやエステ、ネイルなどもやりますが、もちろん美容師免許を取得させる事が重要な事なので、ウエイトはやはり軽くなります。
初めから、自分はエステで生きていく、ネイルで生きていく、と決まっている人にとっては苦痛な時間となります。
メイク・エステ・ネイルを専門でと思っている方は、メイク科やエステ科などの専科に行く事をおすすめします。
卒業→即戦力と考えた場合、美容科(普通か)で学んだ程度ではやはり専科を出てきた子にはかなわない事のほうが多いでしょう。