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美容師は楽しい仕事?!

ところであなたは、なぜ美容師になりたいのですか?


美容師はカッコイイ仕事だからでしょうか?


美容師はオシャレな仕事だからでしょうか?


美容学校に勤めていると、入試の面接も担当します。


受験生にこの質問をすると、多くの受験生が「小さい頃から憧れていました」とか、「自分は手先が器用で小さい時から髪の毛をさわったり、友達の頭をしてあげるのが好きだったから」などの返答が自信を持って帰ってきます。


理由の内容は別にかまわないのです。大切なのは、美容師という職業を知って憧れているかどうかです。


同じように、美容師とはどんな仕事ですか?と質問すると、「美容室で働いて・・・シャンプーしたり、カットしたりパーマあてたり・・・。」とこちらはかなりトーンダウンした返答が帰ってきます。


そう、確かに美容師は美容室でシャンプーするし、カットするし、パーマをあてる。その答えに間違いはないけれど、それだけではないのです。


美容室に入店した新人が、どの様に仕事を覚えていくのか、ケースは様々ですが、オーソドックスな形をご紹介しましょう。

◆ある新人の場合◆
入店した新人は、店内にある物の名前を覚えて、掃除をする場所を覚えて、洗濯の要領を覚えて、数日間を過ごします。


毎日の日課は、掃除をして、雑用をして、片付けをして、洗濯をして、掃除をして、雑用をして・・・と、とにかく下働きです。


なぜならば、お店にはお店の方針があり、その店の求めるレベルまで技術が到達しなければ、シャンプーといえどもさせてはもらえません。


シャンプーの練習をし、テストに受かればお客様にシャンプーをさせてもらえます。
一つのテストに受かればまた新しい課題が与えられます。テストに受かるたびにお客様にさせてもらえる仕事は増えていきます。


その為には毎日のように仕事が終わった後に残ってレッスンです。

半年で技術者になる人もいれば、5年かかる人もいます。人それぞれです。これはひとえにその人の努力と能力による差です。


技術者になっても、美容師のレッスン人生は終わりません。


後輩の育成もまた、大切な仕事だからです。それと同時に、待ってはくれない流行を逃がさないためにも、勉強はかかせません。
新しい技術が生まれれば、それを身につけなければいけません。


美容師とはそういう仕事です。


こういう風に書くと、美容師に対して否定的に聞こえるかも知れませんが、決してそうではありません。

なりたい人にとっては、苦労しても、努力しても、それでもなりたい職業なのです。
その楽しさは「すべてを超えてがんばる理由」の項目でお話しします。


しかし、ただ漠然とカッコイイと思っているだけでは乗り切れない波が何度も何度も押し寄せてきます。


方向を見失い、悩み、苦しんでリタイアしていった、多くの生徒を見てきただけに、本当の美容師の仕事はどのようなものか、正しく知って、心の準備をして入学して欲しいと願っています。

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